シャープペンシルの芯の電球!?

(準備物)
(実験)
  1. 鉄製スタンドを2つくっつけて並べ、ミノムシクリップつき導線を2本挟んで垂らします。その時、クリップの挟む部分が、ちょうど一直線になるようにします。ここで、挟んだ物にねじれる方向にテンションがかかるようだったら、危険です。1台の鉄製スタンドで、指示棒にセロテープで導線をつけるのも可です。
  2. 導線を電源装置につなげます。
  3. 始めは、ニクロム線を挟みます。電源装置のスイッチを入れ、ニクロム線が発熱することを、ロウソクなどを使って確認します。真っ赤になるほど電圧をかけると、細いロウソクの糸まで簡単に切れてしまいます。
  4. 今度は、シャープペンシルの芯を挟みます。できるだけ、両端にします。
  5. 2V程度の弱い電流を流します。しばらくすると煙が出てきます。完全に煙が無くなるまでそのまま待ちます。
  6. 煙が無くなったら一気に電圧を上げます。すると、芯が真っ赤にというか、明るく輝きます。まるで、電球のフィラメントのように・・・・。
  7. 電圧のかけ方にもよりますが、約30秒程度で燃え尽きて切れます。この時に、ねじりの力がかかっていたら、その方向に飛びますので、要注意です。
  8. エジソンの竹のフィラメントの話をしましょう。ちなみに、この竹は、枚方市の北隣の京都府八幡市にある男山付近の竹(蒸し焼きにして炭素にした)を使われたとされています。
(解説)